特定課題研究(修論)が終り、卒業を迎える『今』を聞く(前編)

 特定課題研究(修士論文)は、日本工業大学のMOT過程において最後の山場です。学生は1年間の集決算として、自社のテーマや自分自身のテーマに半年間取り組みます。

 発表は、主査+副査2名の教員へのプレゼンテーションで行われ、1年間の苦楽を共にした仲間と一緒に、最後の難関に取り組みます。

 12期生の沼田さんのご厚意により、修論発表当日に密着取材と、発表後のインタビューを行いました。13期生以降の方々や入学を検討される方に、日本工大の雰囲気を感じていただければと思います。


 修論発表は、外部公開されています。会社の同僚やご家族、MOTの卒業生、それにクラスメート等、多くの方が観覧に訪れます。社外秘などのテーマによっては外部公開不可/同業者不可/守秘義務扱い等の設定も可能です。

 観覧者は、写真のように台帳に記入し、カードを発行してもらって入室します。


 発表会場は静かで張り詰めた空気が流れます。発表を見守ってくれる仲間たちの送る無言のエールで、会場は包まれます。


 発表には、主査の先生1名に加え、副査の先生2名も立ち会います。今まで生徒を導いてきてくださった先生方ですが、今日は厳しい眼差しで発表を見守ります。しかし、『無事に発表を終えてほしい』という気持ちは先生方も同じです。


 無事に発表を終え、観覧者も含めた質疑応答を終えたら、一年間の『長いようで短い道のり』はゴールを迎えます。ゴールを迎えた沼田さんへのインタビューは、こちらをご覧ください。