キャリアデザインと、悟りについて

今回は13期の個性派、西川さんの話題です。

13期ネタが続きますが、たまたまです。(^^;

 

西川さんが、ご自身のキャリアデザインに係るエピソードを、一社)地域社会ライフプラン協会が監修する情報誌に寄稿されました。

 

同協会は、ライフプラン、すなわち人生設計に役立つ情報発信や各種支援等を活動主旨としている団体です。

キャリアデザインの最終目標って、豊かなライフ・プランを描きそれを実践することではないのかなと思います。

ですので、豊かな人生を歩むためのロール・モデルの一例として、西川さんのキャリアデザインに対する取り組みが取り上げられたのかなと。

そんな風に思える、骨太な信念に支えられた、興味深い西川さんのエピソードでした。

さて、社会人のキャリアデザインって、自分はどう生きるのか、生きたいのかを問うところから始まると思います。

 

・自分の好きなこと、やりたいこと、ある意味理想的な生き方をイメージする。

・現状の自分の能力、発揮できるパフォーマンスを把握する。

・理想と現実のギャップを認識、それを課題としクリアすめるためになにをするか?

 

で、多分『学びなおし』にその解を求め、『どこでどんな学び』に取組むのかを模索することになります。

たいていは、何らかのスクール、つまり『学校』の類に入学することになるのだと思います。

 

ところが、西川さんの場合、『東京にしがわ大学』の代表(学長)経験者です。

学校教育法上の学校法人ではないのですが、その目的は学生に授業を通じ、まぎれもなく『教育』を提供することです。

 

そこでの経験を経て、組織運営に苦しみつつ西川さんが感じたのは、経営学を学ぶ必要性でした。

そして、我らが日本工業大学 専門職大学院に入学。個性的な特定課題研究をまとめられ、修了。

その後、新たな学びの場、働きの場を得て、次のステージで活躍中。

 

ご本人のお言葉を借りれば、

いわゆる「もらう働き方」として、労働力を提供して給与を得ることは生活する上で重要なことです。

ですが、本当の面白さや可能性は、「払う働き方」にあるのではと感じます。

払うのはお金ではありません。地域の何かのサポートでもいい。

まずは自らが出すことで生まれる関係性が、人生を豊かにする息の長い対価として返ってくる。

そんな風に思えます。そして何かあっても「だいたい生きていける」。

 

西川さんがつかみ得たものは、これからの社会に必要な、ある種の『悟り』ではないかと思います。

ご本人の判断と努力で勝ち取った、深く広範な経験と実績による自信を基にした考え、お言葉。

沁みますねぇ~