今回は、院生と修了生の協業事例をお伝えします。
中小企業診断コースの科目に、コンサルティングを学ぶ科目があるのですが、
その応用編で実際の企業経営者(もちろん中小企業!)に登壇いただき、実際の財務状況などをご開示頂きました上で、経営良化の提案をまとめる。
という授業があります。
実はこの授業を担当する五十嵐教授は、ご自身も中小企業診断士であることはもちろん、日工大MOT5期の修了生でもあります。
今期が17期ですので、12年前の修了生ですね。
そして、今回自社の実情を開示する形で授業にご協力いただいた経営者である奥脇氏もまた、五十嵐教授と同じく日工大MOT5期修了生です。
この方、MOTを学んだ頃はファインブランキング方式のプレス機を世界中に売りまくっていたのですが、最近、家業である食用酵素の製造・販売を手掛けることになりました。
産業機械の製造・販売メーカーの技術者から、酵素食品の製造(培養?)と販売メーカーへの社長への転身です。
ご本人曰く、『色々あったけど、やっぱMOT、役に立ってるわ!』とのことです。
良かった良かった。
ともあれ、まずはここで日工大MOT5期生、同期のつながり。
専門職大学院教授と、中小企業経営者
そして、授業の中で提案された他の食品と酵素食品のコラボレーションのご提案。
中小企業診断コースの植田さんのご発案で、織田さん、制野さんのご協力を得て、修了後もずっと実現に向けて努力を重ねられ、今回クラウドファンディングにてその企画の資金調達が具体化しました。
ここで現役院生達と、修了生のつながり。
中小企業診断士と、中小企業経営者
プロジェクトの概要は、下記プレスリリースをご確認ください。
腸活ライフを強力応援! ■◇W繊維 de つるりん チャレンジ◇■ 特許出願中!
当該クラウドファンディングは、こちらからどうぞ。
クラウドファンディングの具体化は初めてとのことで、仕掛けた側も勉強になったとのことです。
そして、これで資金調達がうまくいけば、中小企業診断士が仕掛けた中小企業同士のコラボで新たな資金調達手段の実現と新規製品の開発が可能ということなるわけで、すごいぞ、日工大MOT!
ってことになりますね。
うん、すごいね、確かに。☺