今回は、久方ぶりのグルメネタです。
日工大MOTのキャンパスがある、ここ神保町は多くのカレー屋さんがあることで有名です。
老舗から新興勢力まで実に多くのカレー屋さんがひしめいております。
が、実はラーメン屋さんも中々に多いのですよ。
こちらもまた、老舗系はもちろん新興勢力もそれぞれの個性的なお味を競っています。
そんな中で、今回のご紹介は中国本番の味を再現したとされる蘭州拉麺です。
蘭州牛肉面は、現地でもメジャーブランドです。
筆者も、上海では何度かランチで頂いたことがあります。
ただ、現地で食したものはもうちょっとえぐみがあるというかクセが強い気がしました。
神保町の馬子禄牛肉面のほうが明らかに洗練された高級感のある味なので、もしかしたら上海で頂いたものは別ブランドだったかもしれません。
今度でかける機会があったら、確認してみよ。(コロナ禍次第。。いつになるやら。。)
さっぱりしながら風味のある伝統の薬膳スープに、香菜(パクチー)、牛肉、葉ニンニク、大根、手作り麻辣油。
絶妙のハーモニーです。美味いなぁ。
土曜の昼下がり。お席も満員です。
そして客足途絶えず、回転も早い。
繁盛店です。
中国老舗ブランドの暖簾分け?
中国国内でも、政府から中華老舗ブランドとして認定されている、馬子禄牛肉面。
そこが、海外のお店に暖簾分けする?ってのが、まず信じ難い。
いったい何が、中国側のブランド経営者を動かしたのか?
根底にあるのは学友同士の絆
ちょっと調べてみたのですが、このお店の経営母体は日本と中国でTVショッピング事業を中心に手掛ける中小企業でした。
そして、このビジネスを興す起点となったのが、留学先の北京で知り合った学友同士の絆、共通の想いなんでした。
詳しくは、コチラ
いいなぁ、なるほどねー
ハラル認証店だけあって、お客様にも働いている方にも回族(ムスリム)な方がちらほらと。
一緒に出掛けた17期生も、『なんか久しぶりに海外出張に来た気分ですね』とかなんとか。
御意。全く同感です。
ちょっとした、『気もちの切り替え効果』もあるなこりゃ。
激戦区で、オリジナリティをニッチなマーケットに展開する同店。
オススメです。
MOT的にみると、成功要因を正しく把握し再現できれば市場はシームレス、つまりはグローバル展開可能ということだな。