例年通りに?個性的な面々揃いな19期の皆さまも、無事学位記授与式を迎えられました。
今年はコロナ禍以降初めて謝恩会も催され、ようやく本来の日本工大MOTらしくなってきた感がありますね。
今年は何名か大企業所属の方もいらっしゃいました。
我が日本工大MOTは、『中堅・中小企業向けの技術経営』であることを謳っているわけですが、この表現通りだと大企業に所属する方にとって、学びの成果は??となってしまうはずです。
ところが、当然ながら大企業所属の方々も、納得・満足な学修成果が得られています。
なぜなのか??
MOTの学びに所属企業の規模は関係なく、『中堅・中小企業向け』に象徴される『なにか』にとても役立つMethodが含まれているのだろうと考えます。
そして、おそらくそれは『経営課題解決に対する当事者意識』なのではないかと思います。
どんな組織にでも『経営課題』は存在するけれど、それを自ら解決しようとの意思をもって行動し、日本工大MOTならそれを成すことができるだろうという期待感を持って門戸をたたいてくれる。
そういうことなのではないかなと思います。
中小企業の経営者は経営に係る全ての事柄に対し、当事者意識の塊です。
大企業に所属する方でも、お話してみると組織運用上の課題に気が付き、模索し、自らが動かなくてはならないという使命感を以て出願下さったということが分かります。
入学当初よりも格段にレベルアップした表現力・コミュニケーション能力を得た修了生と対話してみるとよく分かります。
あとは、経営課題が自らの『人生経営』に係る方々も一定数いらっしゃいますね。
経営に対する当事者意識、なんかこれのような気がします。ウチに来てくれる皆さまの共通点って。