科目等履修制度のご案内 【驚くほどの即効性】

入学前に先行して単位の修得が可能な科目等履修制度を活用しながら、来年度の入学を目指す、岡里さんにお話を伺いました。

 

一般的には、1年での修学における学びの負荷を分散し軽減するためのツールとして語られることの多い科目等履修制度ですが、岡里さんの場合は実業務に即時役立つという即効性面でのメリットも語っていただけました。

 

ご本人曰く『狙い通り』とのことです。

事業に対する当事者意識の高い経営者的な感覚を持つ方の、科目等履修制度に対するご評価をご案内いたします。

 

プロフィール

私は中小企業において、独立採算制である事業部の運営サイドに立ち、収支改善や業務改革に携わっております。
運営上発生する様々な課題の解決に取り組んでいるのですが、特に「収支予測がしにくい事」「人材の高齢化」「事業部の持ち得る技術をお金に変える方法」の3点に悩まされておりました。

 

※お写真は、左(上)から順に、

・ベトナムに出張し、日本への介護留学希望者に対し、説明と面接に行った際のもの。

・NHK甲府において茅ヶ崎でのサーフィン体験取材があり、その際にインストラクターとして参加された際のもの。

・波に乗ってるのが岡里さん。サーフィンフォトライブラリーに掲載されたもの。

お仕事も趣味も、積極的に取り組むバイタリティに溢れた方です。

MOTとの出会い

事業の執行上、自身の知識や経験では補いきれず、日々、自身の力不足を痛感する様になり、短期間で効率的に収支改善や業務改革を実行する方法を考えていたところ、本格的に経営を学び、解決の糸口を見つけることが最適解であるという考えに至りました。

 

中小企業診断士試験講座を受講し、学んだことを実践しそれなりの手ごたえは得るなど自分なりに努力は重ねてはいたのですが、まだまだ不十分だと感じていました。

 

そこでネット検索で調べていたところ「中小企業の技術経営にフォーカスしている」「働きながら1年で技術経営力を身につける」事を特徴として「スタディサプリ」内で日本工業大学専門職大学院が紹介されており、その存在を知りました。

 

科目等履修制度を使おうと考えた理由

1)問題の解決に向け、必要な学びをすぐ始めたかった為

私は高卒のため、出願資格認定審査を受ける必要がありました。また、自身が授業についていけるか心配な面もあった為、1コマ授業体験を申し込み(結局、授業が面白くて無理を言って2コマ受けさせて頂きました。)授業後にオンラインで高卒でも受験できるか等、色々相談させて頂きました。

 

結果、とにかくチャレンジしてみようと考え、出願資格認定審査に向けた書類を作成のために、担当の先生にお時間を頂き、色々と相談している際に、チャレンジ制度・科目等履修制度の事を知り、少しでも早く学び始めることで、得た知識をすぐに職場で活用できるのではないかと思い、これらの制度を活用させて頂いています。

 

2)取得した単位が入学後単位として認められる為

大学院に入学した際、15単位まで取得単位として認められる上、内2単位(12万円相当)については、チャレンジ制度として申請し、認められれば無料で取得出来るため入学後の学修に余裕が持てるだろうと考えたからです。

 

(結論)驚くほどの即効性がある

リモート授業の一コマ

夏学期からスタートし、土曜日の1時限目〜2時限目の企業改革プロジェクトケーススタディと、3時限目〜4時限目の管理会計に履修チャレンジ制度を活用して学ばせて頂きました。

 

まず、様々な立場にある方が学生として就学されている中、皆一様に楽しそうに授業を受けられて、質問や意見交換等が活発にされていることが非常に印象的でした。


特に企業改革プロジェクトケーススタディでは、学生同士で意見をまとめ、企業改革案を策定する為、先輩から教えて頂くことも多く、一つ一つのコミュニケーションが、自身にとって貴重な学びの場となりました。

 

今後の目標

日工大MOTの学びが、自分や所属組織に合っていることがよくわかりましたので、予定通り来春の入学を目指し第1回募集に出願することにしました。

科目等履修は継続して秋学期冬学期も受講予定ですので、受講科目の選定を考えながら入試の準備を進めていきたいと思います。